2014/11/25

米資産市場上昇は円安が根本要因 Fobes : Flight From The Yen Is Causing The Recent Rally

Fobes : Flight From The Yen Is Causing The Recent Rally

日本は、円の引き下げを決断した。アベノミクスとは、円安誘導であり、金融緩和の第二弾に突入した。目標は、1ドル120円なのか、あるいは125円なのか。

いずれにせよ、円安誘導が今後も行われ、日本の公的年金が他の通貨に投資するだけでなく、多くの円があらゆる角度から海外に流れ出すことになる。

大量の円が、ドルに転換され、株式市場に流入している。企業収益や、PE倍率、新規金融商品などに気を配る必要はなく、米国株式市場を動かしている大きな要因は、安倍首相が唱えるリフレーションに起因した円にある。

米ダウ、日経225指数、あるいはドル/円レートの変動、はたまたインドのセンセックス株式指数が、世界の金融市場に大きな転換をもたらした要因なのか。すべてが同時にうごきだしたのは事実だが、この原動力は、円からの資金の逃避にあったと確信している。

この考えが適切だとし、加えて世界的に大きなイベントが起きないと仮定すれば、ダウ株式指数は、対ドルでの円安が進行しない場合に、これ以上の上昇はないと考えられる。

次に考えられることは、それでは、金融市場で調整安局面が来るのかということだろう。米国では、金融緩和策を中止している。米国では、消費インフレが起きる可能性は少ないが、資産価格のインフレは十分に起こりえる。

予測は容易ではないが、逆に調整安局面を迎えないとすれば、バブル局面入りは確かで、バブルが崩壊する際には、奇麗に破裂することはないことは事実だ。これまで繰り返し指摘したが、新しい時代に入ったことは明確だ。

逆に言えば、将来を予測することは、至極簡単だ。今後は、乱高下する展開となる。